帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンについて
50歳以上の方がお受けいただけます。
ワクチンには2種類あります。
比較表も参考にしてください。
①弱毒性水痘ワクチン(生ワクチン)
1回接種タイプになります。帯状疱疹の発症予防効果は半分程度、神経痛の予防効果が1/3程度に減ると言われています。
もちろん、水痘の予防ワクチンですので、今までワクチンを接種したことがなく、水痘症に罹患したこともない方はぜひお受けください。
②シングリックス(不活化ワクチン)
2回接種タイプになります。
帯状疱疹の予防効果は非常に強力で、一度帯状疱疹に罹患したことがある方でも90%の予防効果が期待できると考えられています。
【帯状疱疹ワクチン予約について】
- ①ワクチンご希望の際は、まず通常の診察にはいっていただきます。
- ②診察の際にワクチン接種日を決めます(ご予約)。
- ③ワクチン接種予約日に合わせてご来院下さい。
※ご予約に合わせてワクチンを準備しますのでキャンセルはご容赦ください。
弱毒性水痘ワクチン (生ワクチン) |
シングリックス | |
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発生抑制効果 | 50~60% | 50歳以上 97%↑ 70歳以上 90% |
帯状疱疹後 神経痛抑制効果 |
66.5% | 50歳以上 100% 70歳以上 85.5% |
効果の持続 | 5年を超えると 有効性低下 |
10年以上 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
回数 | 1回 | 2回 |
接種間隔 | – | 1回目の接種から2ヶ月後に 2回目の接種を行う ※事情ある時は6ヶ月以内に |
適用年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
費用 | 8,800円(税込) | 44,000円(税込) ※2回分の合計(1回:22,000円) |
副反応 | 接種部位の痛み 発赤・腫脹 |
接種部位の痛み 発赤・腫脹 筋肉痛・倦怠感・頭痛 ※生ワクより強くでる可能性あり |
禁忌 ※判断ができない時は 必ず主治医に確認してください |
妊娠中の方 ステロイド内服中の方 免疫抑制剤内服中の方 免疫低下している方 抗リウマチ剤治療中の方 抗がん剤治療中の方 |
– |
長所 | ・費用が安い ・接種回数が1回 |
・予防効果が高い ・免疫低下している方にも接種可能 |
短所 | ・予防効果が落ちる ・免疫低下している方は接種不可 |
・費用が高い ・接種回数が2回 ・副反応が比較的強い |