ピアス - ひまわり皮フ科 | 江東区亀戸駅徒歩2分

ピアス

当院はピアスの穴あけから、トラブル対応まで万全の体制です。
ファーストピアスはスタンダードタイプ、ロングピアス(耳たぶの厚い方用)、チタンタイプ(アレルギー体質の方用)から各種お選びいただけます。
※当院は耳たぶ以外の部位には施術はしておりません。
※20歳未満の方は保護者の承諾が必要になります。また、中学生以下のピアスの穴開けはできません。
承諾書はここからダウンロードできます。また受付でもお渡ししております。

ファーストピアスについて

ピアスを初めて入れる方は、まずピアスを通す穴(ピアスホール)を作る必要があります。
ピアスホールは、スタッド(STUDS)という穴あけ専用のピアスをピアスガンで一瞬のうちに耳たぶに通すことで作成します。
4~6週間スタッドを外さずにおくと、穴の中が皮膚で覆われピアスホールが完成します。
その後はご自分の好きなピアスに入れ替えて頂けます。

この間の注意事項でもっとも大事なことは、ピアスホールが完成するまでの約1ヶ月間けっしてスタッドを外さないことです。
スタッドを入れたばかりの穴は生傷と同じ状態ですので、スタッドを外してしまうと再びピアスを入れることは困難になります。
また、細菌感染を起こさないように始めの2週間はスタッドの入っている部分の消毒をきちんとすることにも注意が必要です。

スタッドの種類

スタッドは各種ご用意しています。通常の穴あけに使用するスタンダードタイプから金属アレルギーが心配な方のためのチタンタイプ、耳たぶが分厚い方のためのロングタイプなどがあります。

スタンダードタイプ(耳たぶの薄い方用)

医療用ステンレスまたはそれを純金でコーティングした素材でできています。
金属アレルギーの原因として多いニッケルは含まれていません。

チタンタイプ(金属アレルギーが心配な方用)

医療用ステンレスを純チタンでコーティングした素材でできています。

ロングタイプ(耳たぶが分厚い方用)

スタンダードタイプの軸の長さが6mmに対して、ロングタイプの軸の長さは8mmあります。
注) このタイプはすべてチタンコートで、金属アレルギーにも対応しています。

料金(スタッド、消毒薬、施術料込)

スタンダード ダイヤ以外 5,280円
ダイヤ 6,600円
チタンタイプ ダイヤ以外 8,800円
ダイヤ 9,130円
ロングタイプ(チタン) ダイヤ以外 9,350円
ダイヤ 9,790円

ピアストラブル

せっかく作ったピアスホールがトラブルによってダメになってしまうことがあります。
トラブルの代表例には次のようなものがありますが、このような症状が現われた時には、速やかに医療機関を受診されることをお勧めします。
適切な方法でピアスホールを残しながらトラブルの治療ができる場合があります。

ピアスホールの細菌感染

スタッドを挿入して間もない時期と、ピアスの入れ替えにまだ慣れていない2~3ヶ月目頃に起こりやすいトラブルです。
ピアスを入れた部分の耳たぶが赤く腫れて痛みを伴い、ピアスホールから膿が出てくることもあります。

抗生物質の内服薬で治療します。

ピアスを入れたままにしておくと治るのが遅れたり、金属アレルギーを生じるきっかけになったりしますので、金属製のピアスは外したほうが良いのですが、この状態でピアスを外すとピアスホールが塞がってしまいます。
そこで、感染が治まって再びピアスホールがしっかりするまでは、金属製のピアスを外しシリコンチューブを入れておくようにします。
これによって、ピアスホールを残しながら感染の治療が可能になります。
※当院は耳たぶ以外の部位には施術はしておりません。

消毒薬によるかぶれ

消毒薬によってかぶれを生じることがあります。
症状としては、耳たぶのピアスホール周囲が赤くただれてかゆくなります。
じくじくと滲出液が出てくることもあります。

医療機関で処方された消毒薬でかぶれを生じることもありますが、市販のキズ用消毒薬をピアスの消毒に使用してかぶれる方が多いようです。

金属アレルギー

指輪やネックレス、腕時計、ベルトのバックルなど装飾品に含まれる金属が原因でかぶれを生じることがあります。
汗をかいた後に金属製の装飾品が接触していた部分の皮膚が赤く炎症を起こしかゆみを伴います。
これまでにそのような症状が出たことのある方は金属アレルギーをお持ちの可能性がありますので、ピアスをする時には注意が必要です。

金属アレルギーの疑いがある方はピアスを始める前に金属アレルギー検査を受けて、原因になっている金属をはっきりさせておいた方が良いでしょう。
金属アレルギーのある方にはチタンタイプのスタッドがお勧めです。

また、誤ったピアス方法によってピアスが原因で金属アレルギーになってしまうこともあります。
ピアスを入れたばかりでピアスホールがまだ皮膚で覆われていない時期は、ピアスの金属が直接傷口に接触してアレルギーを生じやすい状態にあります。
ファーストピアスには、ニッケル等の金属アレルギーを起こしやすい金属が不純物として含まれている可能性のあるピアスは避け、専用のスタッドを使用するようにしましょう。

細菌感染などトラブルを起こしたピアスホールに金属製のピアスを入れたままにしておくと、それをきっかけに金属アレルギーを生じる可能性があります。
ピアスホールの調子が悪くなった時は、がまんしないで医療機関に相談されることをお勧めします。

※ 金属アレルギー検査はパッチテストという方法で行ないます。なお、当院での取り扱いは現在一時中止しています。

ピアスケロイド

ケロイドとは、皮膚が傷ついた後がきれいに治らないで赤く盛り上がってくる病気のことで、火傷やケガ、手術後、ニキビ跡などに生じます。
ケロイド体質という、ケロイドを生じやすい体質のある方にみられます。
ケロイドは皮膚が傷ついた後にできますので、ピアスした部分がケロイドになることもあります。
症状としては、ピアスしている部分の耳たぶの中に硬いしこりができて表面が赤くなります。
その部分がかゆくなったり、つまむと痛みを伴うこともあります。
放置するとしこりはだんだんと大きくなって、ひどくなると耳たぶの変形を生じてしまいます。
残念ながらこのトラブルの場合ピアスホールを残すことは困難ですが、放置して耳たぶが変形したりしないように、できるだけ早く医療機関を受診してください。

ピアスの埋没

耳たぶの分厚い方が軸の短いピアスを無理にはめたり、ピアスが外れやすいからといってキャッチ(ピアスの留め金)を強く押し込んだりしていると、耳たぶの皮膚が圧迫されて血行障害を起こします。
この状態を長く続けると、皮膚に穴があいてピアスの頭の部分やキャッチが皮下に埋まってしまうことがあります。
また、外すのが面倒だからと言って、ピアスを着けたまま寝てしまうと、無意識の状態で強く耳たぶが圧迫されて、ピアスがピアスホールの中に埋まってしまうこともあります。
ピアスが埋没してしまった時は、局所麻酔をしてメスで皮膚を切開して埋没したピアスを取り出すことになります。
このようなことにならない為に、耳たぶの分厚い方はロングタイプのピアスをはめることや、キャッチをきつく締めすぎないこと、寝る前にはピアスを外すことなどに注意が必要です。
耳たぶの分厚い方は、ファーストピアスにロングタイプのスタッドを選ぶ必要があります。

ピアスホールの裂傷

ピアスホールが耳たぶの端っこ過ぎたり、重すぎるピアスをつけ続けると、ピアスの重量によってピアスホールが引き伸ばされて、最後には裂けてしまうことがあります。 また、服を脱ぐ時にピアスを引っ掛けたりして、ピアスホールに無理な力がかかって避けてしまうこともあります。 徐々に裂けた時は痛みが無く、キズにもなりませんが、ピアスを引っ掛けて裂けた時などはキズの処置が必要になります。

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